掃除をしました。イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏は、「荒んだ人の心を落ち着かせ、穏やかにするためには、掃除をして綺麗にすることが最も効果的であるということを実感してきました。」とその著書の中で述べております。
まだ家族も自宅に帰ってきていなかったので、以前から気になっていた水回りの汚れと乱雑さの片付けと掃除に着手したのでした。
スチームクリーナーで汚れを落とす!
自宅のキッチンは、対面式です。ペニンシュラタイプと呼ばれているもので、吊り棚などなく開放的なキッチンです。リビングにいる人と顔を合わせやすいことと調理とカウンターとしての板面の広さ、美しさから採用したのでした。
時が経ち、日々の雑多なことに追われ、掃除や片付けまでなかなか手が回らないのも実情です。気にはなっていましたが、家族もなかなか手が回らず、僕も単身赴任となり、自宅に戻った時の朝掃除だけでは、手を出せないのでした。今日は、何か急にスイッチが入り、片付けをしよう!掃除しよう!と思い立ったのでした。
書類や手紙類を片付ける
ダイレクトメールの類は、ほぼ毎日届きます。重要なお知らせから、勧誘やお知らせ程度のものまで多種雑多です。捨てていいもの、家族の誰かに相談しなければならない重要な内容、迷うものなど様々です。「あとで、息子に伝えなきゃ。とりあえずここ置いとこう。」「私は使わないけれど、娘は使うかしら。とりあえずここ置いとこう。」「学校から手紙が出てたなぁ。(ごそごそ)まだ帰ってきてないから、とりあえずここ置いとこう。目立つだろうし。見ればわかるでしょ。」
その結果が、美しいペニンシュラタイプのキッチンの乱雑さにつながっているのでした。(調べたわけではありませんが、十中八九そうだと思います。僕もとりあえず置いといたことがあるので…。)目につきやすいですが(そもそも見て欲しい文書が山積されると見ようがありません。)、水回りですので、汚れやすいところでもあります。紙類が汚れるとべたっと板面に貼りついたり、印字が写ったりして嫌なものです。
まずは、ダイレクトメールなどの紙類をまとめます。僕の書斎で使っていたけれど、それほど使用頻度が高くなかった文書棚を持ってきて、その中に収めました。久しぶりに姿を現したペニンシュラの板面は、いいものです。ただやはり汚れが目についたり、触ってみるとガサガサと何かをこぼした跡が固まったような汚れもあります。
スチームクリーナーで綺麗なキッチンに
スチームクリーナーをセットして、一気に掃除をします。蒸気とともに板面が綺麗になるのがわかります。気になっていた汚れが落ちていく実感もあります。IHヒーターにも油汚れが目についたので、一気にスチームクリーナーで綺麗にします。全体の掃除が終わった後、綺麗めの雑巾で板面とIHヒーターを綺麗に拭きました。思わず息をのむほど美しくなりました。手で触ってもツルッツルです。気持ちが良い。
コーヒーメーカーをどかして掃除をしよう
「よし。」と思って見渡してみるとコーヒーメーカーを置いている箇所の掃除がまだでした。コーヒーメーカーのプラグを抜き、持ち上げます。ペリペリっと音がします。別の場所に移すと…、コーヒーが漏れていたのでしょうか、コーヒーがこぼれていて乾ききり、コーヒーメーカーの足の部分とくっついていたのです。気づいてよかったぁと思いながら、しばらく前のコーヒーをスチームクリーナーと雑巾で掃除します。蒸気の力で、コーヒーの匂いとともに綺麗になりました。
シンクの掃除もしよう
流しにもスチームクリーナーをかけました。水道の周りやシンクの角などは水アカが発生していました。シンク周りのすべてのものをどかして、スチームクリーナーを当てます。横にしたり斜めにしたりして、側面も綺麗にしました。
一通り掃除をして落ち着いた頃、家族が帰宅しました。塾やら仕事やらかなり遅くまで頑張っていたようです。美しくなったペニンシュラキッチンをみて「あぁ、キレイになったぁ。」と喜んでくれましたが、その数分後から書類の分類を始めました。「いつかやろうと思ってたのに…。今やれっていうこと?」という雰囲気が醸し出されています。思い違いかもしれませんが。
また、いずれ…
また、いずれ乱雑になることでしょう。油を使って調理をすれば汚れるのは当たり前です。その時はまた掃除をしよう。その繰り返しが生きるという事さ…、そんなことを思いながら、掃除は大事だなぁと思うのでした。家族の心が穏やかになることに寄与できたら嬉しいなぁと思いました。
読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。