サッパリしたい!
暑い日が続きます。
髪型に、こだわりはありません。寝癖などが目立たない短さで、できるだけ清潔感があり、ドライヤーを当てる必要がない程度に短い髪の長さ…、ということで、僕は短髪にしています。
かつて、若い頃は、ビジュアル系バンドに憧れ、前髪を目が隠れるほどにダラリと垂らし、髪をパリッと立てようと試みたこともありました。が、僕の癖っ毛は、髪の毛がピンピンと逆立てている状態に維持できずに台風の後の稲穂のように倒れてしまい、前に垂らした前髪は汗や湿度のためくるりと可愛らしくおでこに張り付き、全く思うようにならないのでした。しかも伸びた髪が耳や首にまとわりつくのが不快でたまりません。「こりゃ、ダメだ、僕には向いていないんだ。全く似合わないし。」早い時期に見切りをつけました。それ以来、髪型を整えるために鏡に向き合うことは、ほぼなくなりました。時間もかからず、かえって清々しています。
そうだ!セルフカットしよう!
短髪ではありますが、この暑さで、サイドとバックの髪をさっぱりさせたいなぁと思ったのでした。
長らく忘れていました。我が家にはバリカンがあったのです。コロナ禍に購入したバリカンです。外出もためらわれたコロナ禍に購入し、セルフカットを試みたことがありました。髪留めでサイドを刈り、バックを何となく感覚で刈ってはみたもののうまくいかず、妻や娘も動員して後頭部をバリカンで刈りあげてみたのでした。が、やはり見た目がおかしく、そのまま職場にに行くのは、幾ら何でもどうだろう…と皆から言われ、流石に僕自身も気がひけるということで、結局は床屋さんで整えてもらったのでした。「これも、素人が手を出すべきではない分野かなぁ。」とそれ以来数年使用せずにしまったままだったのです。
後頭部のセルフカット…
後頭部が課題です。克服するためにどうすればいいか?そうだ!インターネットがあるではないか!ユーチューブがあるではないか!(数年前にもあったはずですが…、気づきませんでした。)
検索してみるとやはりかなりの動画が上げられてます。ざっと目を通すとやはりアップロードしている方々は、かなり上手です。
見つけた…、これだ!
最強の道具を見つけました。セルフカット用のゴム製ヘアバンドです。
いわゆる、DIY初心者には必須の治具のようなものです。
DIYでは、直角を取るために、まっすぐに切断するために、多くの方は自分で作成した治具と言われる補助具を使用します。まさに、セルフカットにおける治具を見つけたのでした。そしてそれは多くの動画で使われていて、これはセルフカット界においては、常識なのだと思いました。全く知りませんでした。
そのゴム製ヘアバンドを使うとカットのラインを揃えることができます。僕のように、短ければよしという髪型であれば、このヘアバンドがあれば万々歳です。これは大変重宝しそうな治具です。
とはいえ、購入していないので、手元にはありません。動画を上げている皆さんは、理容師免許を持っていたり、散髪の心得のある方々かもしれません。素人には、そのヘアバンドを使っても無理な話なのかもしれません。できそうかどうか試すためにも、まずは何かで代用しようと思いました。ヘアバンドのようなものはないだろうか?
流行りの髪型をしている息子のプーさんのヘアバンドがありました。使っていいかと聞くと、無下に「だめ。」と断られました。また別を探すと、ありました、ありました。スキー用のヘアバンドで、もうボロボロになっていたものを大事にとっておいたものが見つかりました。それを当ててみると、試しのための治具として十分な働きをしてくれそうです。
(②へ続く)
お読みいただきありがとうございます。良い1日になりますように。