きゅうり

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きゅうりが旬です。

安くなってきました。美味しい時期になりました。

小さい頃は、おやつなどという気の利いたものが置いてある家ではありませんでした。ドラえもんで、のび太のママが「のび太ー、おやつよぉ。」というシーンに「いいなぁ。普通の家では、ああやっておやつが毎日出るものなのかなぁ。」と羨ましく思ったものです。収穫したてのきゅうりをザッと洗って、味噌をつけて食べました。時々、冷蔵庫からマヨネーズを拝借して味噌マヨネーズにして食べたりもしました。半袖と短パンをきて、真っ黒に日焼けした少年がきゅうりを持ってボリボリと食べている…、昭和の一コマという感じです。食べるのは、きゅうりのこともあれば、トマトだったり、りんごだったり、スイカだったりしました。もしかするとおやつよりもより幸せな環境だったかもしれません。

きゅうりは、相変わらずきゅうりでした。

きゅうりが、ずっと僕の知っているきゅうりであることに安心します。(もしかしたら、品種改良しているかもしれません。)きゅうりとともに小さい頃の思い出も蘇ってきたのでした。

きゅうりが安価でたくさん手に入る時期になると、ここ数年浅漬けを作っています。家族が喜んでポリポリと食べてくれる唯一の料理(?)です。ユーチューブを見て試しに作ったのがきっかけで、アレンジをしながら今に至ります。

家族に好評 きゅうりの浅漬け

もしかしたら市販されている浅漬けの素を使った方が、楽で美味しいかもしれません。家族に「僕も調理することがあるんだぞ。」と、アピールするねらいがあることは認めます。

  1. きゅうりを洗い、先端部を切り落とす。
  2. 包丁を使って半分に切る。
  3. 食べるのに適当な大きさに、手でちぎる。(こうすることで、表面積が広くなり、味が染み込みやすくなり、また口当たりも良くなるようです。)ちぎったきゅうりは、ジップの付いた袋に入れる。
  4. 水抜きするための塩をふり、1時間ほど放置する。
  5. (1時間後)水を切る。
  6. 調味料を作る。(分量は適当。今回はきゅうり8本程度に対して…。)砂糖(大さじ4)、塩(大さじ2)らっきょう酢(大さじ4)醤油(大さじ4) ※塩味が足りなかったので、大さじ4でもよかったなぁと今思っています。
  7. みりん(大さじ4)を電子レンジで30秒ほど加熱し、アルコール分をとばし、4と合わせ混ぜる。(なぜアルコールをとばすのかは不明。)
  8. きゅうりの入った袋に、調味料、鷹の爪を適量、塩昆布を加え、よく揉む。(塩昆布を入れるつもりでしたので、塩は大さじ2にしましたが、大さじ4でもよかったかなぁと思っています。)
  9. 時々、よく揉み上下を入れ替えたりして、2〜3時間もすれば完成。

調理が苦手な僕でも、比較的簡単に作れます。

日々の喜びは、シンプル

嫌がらずに、食べてもらえるのが嬉しいです。
日々の生きる喜びって、意外にシンプルなんだろうなと思います。

  • 美味しいものを食べること。
  • 体に不調なく、健康であること。
  • 笑いがあること、笑いあえること。
  • それらを誰かに与えられること。幸せそうな顔を見ること。

浅漬けを作りながら、小さな頃の記憶とともに妄想したのでした。

読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。

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