セルフカット 再び
素人なりにとりあえず整ったセルフカットをしてから約3週間が経ちました。床屋へ散髪に行くほどではありませんが、もみあげのあたりも伸びてきました。ゴム製のヘッドバンドも入手できたことでもあるしということで、セルフカットをしました。
修正も必要になることを考えて、土曜日にカットしました。僕の頭部を家族に晒し、大変恥ずかしい状態になっていないかよく見て指摘してもらうためです。職場に入ってしまっては、顔が真っ赤っかになって、落ち着かない時間を過ごすことでしょう。
ゴムバンドを巻く
頭にゴムバンドを巻きます。これは、大変重要な作業です。全ては、このゴムバンドが基準となって髪をカットすることになるからです。後ろの目安は、後頭部のぽこっと出たところを目安にします。丁寧に鏡で確認します。バリカンにスイッチを入れたら、後部の視認できない部分は、ゴムの箇所を確認しながら手で確認しながらカットしていくことになるのです。このヘアバンドのガイドは、仕上がりを左右します。
購入したゴムバンドは、ゴムの調整ができるタイプです。僕の頭は、聞きしに勝る(実際に見たらそう思うでしょう。)巨頭なので、念のため調整ができるものを購入したのでした。でも、これは良い選択ではありませんでした。締め付けが甘くなるのと、ちょっとしたテンションのかかり方でズレやすいのです。ゴムのヘアバンドには、調整機能はいりません。仮に僕のように巨頭だとしても、めまいがするほど長時間巻いているわけではないし、シンプルなゴムヘアバンドが一番です。
3ミリのガイドで刈る
ゴムバンドを装着したら、まず3ミリのガイドをつけたバリカンで刈り上げていきます。3週間くらいしか経っていませんが、髪の毛は伸びているもので、バリカンを入れた跡は、見た目も感覚もさっぱりとします。均等な長さでカットするために”下から上へ”だけでなく横や斜め、様々な方向からバリカンを入れていきます。見えない部分もヘアバンドを頼りに思い切りよくカットしていきます。特に髪の生え際が刈り残しが多いので、耳の後ろなどは、触りながら念入りにカットしていきます。
肩や背中に落ちる髪の毛がチクチクしてきます。落ちた髪の毛に目をやると、髪の毛が結構伸びていたなぁと思います。
6ミリのガイドで刈る
手で触り、また、合わせ鏡などを使って刈り具合を確かめます。次の工程では、ゴムバンドを上にずらすので、3ミリ部をやり直そうと思っても、自分一人では修正が効きづらくなります。確認した限り、大丈夫そうです。そこで、2センチほどゴムバンドを上にずらします。目安になるのが、前は髪の生え際のあたりです。左右が揃うようにゴムバンドを調整します。後ろは、ぽこっと出たところから触った感覚で2センチほど上で設定します。
それができたら、6ミリのガイドをつけて、3ミリ部分から上部のゴムバンドにかけてカットしていきます。ゴムバンドを信じて多方向からカットしていきます。仕上げには、ゴムバンドのラインに沿ってバリカンを横に流すように刃を入れます。
仕上げる
見た感じ、なかなかの仕上がりのように思います。多少攻めっ気のある、ちょっとしたファンキーな髪型になったかなぁと思いますが…、まぁ気にしない、気にしない。
細かいところは、プロには及びませんが、さっぱりとすることはできました。あとは、風呂場に落ちた髪の毛を集めて捨て、シャワーを浴びて髪を洗い、排水溝の髪の毛を掃除します。
奥さんが「髪切った?」と聞いてきました。印象が変わるほど、髪をカットしたようです。気づいてもらったついでに、後頭部をよく見てもらいました。
耳の後ろに多少刈り残しのようなところがあったようです。「失敗しても絶対に文句は言わないから、バリカン入れてちょうだい。」と頼んで、仕上げてもらいました。
後頭部の3ミリのラインも甘かったらしく、バリカンできちんと揃えてもらいました。
ある程度の技術を身につけるためには、何事も繰り返し修練が必要です。セルフカットは、まだまだ未熟ですが、刈り残しがちなところや失敗しそうなところ、難しいところもわかりました。次回の改善点です。また、もう少し穏やかな髪型で清潔感があるようなカットができるようにしたいと思います。今回は、多少攻めすぎたように思います。
たかがセルフカットですが、伸び代があるというのは、嬉しく楽しいものです。
お読みいただきありがとうございます。良い1日になりますように。