確立した習慣を手放す

健康

「身につけてきた習慣や確立した習慣にさえ、執着している。」
身体的に、精神的に、そして時間的、年齢的に、僕をめぐる諸事情からそう感じています。

習慣への執着

一度身についた習慣は、精神的にも、身体的にも自分の拠り所です。そこから外れることが正直怖い。せっかく築いてきた習慣を、健康に大きく貢献してくれたその習慣を手放すのは、あまりに惜しい。習慣にしがみついていたいという執着が心にべったりとはりついています。自分を積み上げるのに有効だった習慣さえ、執着へと変わるのを実感しています。日常の中に、拠り所となる習慣を築き上げるのは、自分を保ち、精神的な居場所を確保する術であったのかもしれません。

左足の不調に続き、腰痛が悪化し、日常生活にも支障が出ています。先週からジョギングをお休みし、水曜日に予定している筋トレもこの調子だとできそうにありません。起き上がることやしゃがむこと、かがむことも困難で、掃除も難しい状態です。

確立した習慣を手放す、または見直しをすることが、切実になってきました。

  1. 筋トレを再考する。
  2. ジョギングを再考する。
  3. 食生活を変える。

特に、この3つの見直しが必要だと考えています。加齢とともに、これまでの習慣の維持が困難になることも予想されます。膝や腰の痛みから、ジョギングが続けられないことも考えられます。サーキットセット法のHIIT系トレーニングの負荷が大きすぎると感じることでしょう。
習慣により、高められてきたことが多いのですが、大幅リニューアルの時期に来たのだと受け止めようと思います。どこか負けを認めるようで悔しい気持ちもあります。でも健康でパフォーマンス良く生きることが僕の大事なこと。これまで築き上げてきた習慣がなくなるのは、心細いけれど、形を変えて続けていけばいい。ここまでできた自分なら、現状に合わせて変えることもできるとポジティブにとらえたいと思います。

諸行無常

”おごれるものもひさしからず”とは、その通りだなぁと感じます。変わらないものはないなぁとしみじみ思います。

あと10年もすればいわゆる定年退職する年齢になります。そのあとは、いわゆる第2の人生。それを見越して、何かを始めたい、あるいは今の活動を繋げたい、なんて考えていました。けれど、僕は今の自分で考えて妄想しています。おそらく、これからさらに加齢とともに、変わらざるを得ないことが多くなってくることでしょう。「思うようには、いかないかもなぁ。」そう思い始めました。

自分の作った野菜を食べて生活し、時には、知人にそれらをご馳走することができたら素晴らしいなぁ、なんて妄想します。
フライフィッシングを再開し、その魅力を伝えられるような関わりができたらいいなぁ。家族とフライフィッシングに一緒に行けたらなら至高の時間だろうなぁ、なんて妄想します。

それを年老いた自分が、実行できるようにするため、身体的に、精神的に、年齢的に、健康を維持したいと思う今日でした。

お読みいただいたことに感謝します。良い1日になりますように。

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