千葉県成田市のひこうきの丘にて

学ぶ

イメージをすることと生活の中に仕組みとして取り入れること

「海外に行きたいなぁ。」「英語でコミュニケーションしながら海外で生活してみたいなぁ。」と、若い頃から思ってきました。

英語の学習

英語は、そのために勉強したつもりです。英語で会話する楽しく感じられる程度には、英語を身に付けることができたと思います。海外で暮らしたらどんななのだろう、ずっとそう思いながらダラダラと年月が過ぎて今に至ります。

海外で生活をしてみたい

現状は、これまでの生活の集大成だといわれます。「海外に行きたい。」「海外で生活したい。」という思いのもとで、どんなことをしてきたか?どんなことを自分の生活の中に取り込んできたか?と問われると…、現状に流されて、忙しさにかまけて、英語の学習くらいしかしてこなかった。「英語を話せるようになろう。コミュニケーションができるようになろう。」「海外に、いつか行けたらいいなぁ。」「海外で生活できたらいいなぁ。」という程度の思いだったのだなぁと振り返って思いました。

娘の渡航

娘が海外に渡航することになり、自分の海外生活への思いも再びムクムクっと湧き上がってきました。が、すぐに現実にうつせるものではありません。娘にとっても、僕にとっても、未知の生活に挑戦する彼女を応援するくらいしかできませんでした。僕と同じ思いをもち、実現しようとしている彼女を誇らしくも思いました。

振り返ると娘が幼い頃、海外の方を自宅に招いて、会食をすることもありました。子ども達にとっても貴重な経験になっていたようです。

僕は、本当に行こうとまではしていなかったのです。外国の方と英語を使ってコミュニケーションができたらいいねっていう程度の思いで、それに向けて生活の中に英語の学習を取り入れ、ある程度の結果は得られた。けれどその先のことについて、現実化するための思いもチャレンジする気持ちも足りなかったんだなぁと今更ながら思います。

僕の海外への思いは、娘が実現してくれました。海外で英語を使ってコミュニケーションをとりながら生活を築き、楽しかった思い出を文化の違いを比べながら滞在経験を語る彼女に感心します。住むところの確保や食事、文化の違いなどに向き合い、その中で職を得て生活してきたのです。僕にできなかったことを実現していて、実行力を持っているのだなぁと羨ましくそして寂しく思う気持ちがあります。

GW 成田市のひこうきの丘へ行ってきました

GWは、久しぶりに足を伸ばして関東方面へ行きました。帰国した娘の希望もあり、千葉県成田市のひこうきの丘と航空科学博物館へ行ってきました。GWで多少は混雑はしていましたが、許容範囲です。天候にも恵まれ、過ごしやすかったので、家族連れや飛行機愛好家の方々が、空を見上げていました。
成田空港に隣接してあるので、ひこうきの丘に近づくにつれて、飛行機が近くに見えます。その離陸する飛行機を見て様々な思いが、眺めている皆さんの胸に去来していたことでしょう。もしかしたら、海外へ向かう大切な誰かを見送っていた人もいたかもしれません

ウルトラマンのように

私はというと、自動車を運転しながら近くに見える飛行機を見て、ウルトラマンが「シュワッチ」と空に飛び出していく姿を想像してしまいました。フォルムや飛行機のカラーリングが似ていたからかもしれません。そんな幼い妄想から、ひこうきの丘に着いて、しばらく空を眺め、離陸していく飛行機を見つめがら「こうやって海外へ行くんだなぁ。」「数時間後には、日本ではないどこかの国にいるんだなぁ。」「飛行機ってすごいなぁ。」なんて思ったのです。海外へという現実が意外にすぐそばにあるのだなと思いました。海外に行きたいという思いを持っていた僕が、初めて飛行機にのって海外に行くことをイメージしたのでした。

海外に行くことが生活の一部にはなっていなかったのです。

タイミング 導きと気づき

何事もタイミングがあると思います。そして、僕は、導きと気づきを大切に思っています。若い頃は、海外へと行けるような人ではなかったのでしょう。ひこうきの丘に出かけ、自分の思いについて振り返り、気づくことができました。これからが僕のタイミングなのかもしれません。もう一度、海外での生活が、僕の生活の中の一部になるかどうか見つめ直したいと思いました。

読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。

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