ボクシング バンタム級2団体統一戦 中谷潤人対西田凌佑 

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バンタム級2団体統一戦 中谷潤人対西田凌佑

試合をアマゾンプライムでみました。とても、興奮しました。ヒリヒリした緊張感の中、実力とボクシングへの情熱が拮抗する二人の闘いに、心が熱くなりました。この試合に向けて極限まで高めた技と体力と精神力、その努力を思うと、深く胸を打ちました。

ボクシングの素晴らしさ

2人は、別次元にいる。そんな試合でした。中谷潤人の強さは、リング上の支配力だと思います。その攻撃の多彩さと強さは、別格でした。人々を魅了する攻撃でした。その支配領域は圧倒的でした。西田凌佑もまた、別次元のボクサーでした。中谷の支配領域の中、西田は、防御とともに繰り出すカウンターで、その支配領域をこじ開ける強さがありました。アクシデントさえなければ、あの白熱した熱い闘いは、どう展開しただろう、どのような結末を迎えただろう。」そう考えると、今でもドキドキする内容の試合でした。

人間の強さの可能性

ボクシングが大好きです。勝つために、人間の強さを極限まで研ぎ澄まし、どこまでも高めようとしているように感じます。

体力

ボクシングの経験はありません。けれど、以前護身術を教わっていた道場に、ボクシンググローブがあり、着用し、パンチの真似事をしてみたことがあります。ボクシングジムには、試合用の重さと練習用と様々にあるようです。何用の何オンスのグローブかわかりませんが、あれを着用し3分間パンチを出し続けるのだけでも、難しいです。腕が上がらないのです。思う場所に、パンチも出せません。プロボクサーは当たり前のように、チャンスが来たらラッシュをかけますが、チャンスが来ても腕が上がらない…そんなことがありそうだと素人の僕には感じられました。フットワークを維持できる脚力とパンチを出し続けられる筋力も日々の鍛錬の賜物でしょう。

精神力 と 思考力

ボクサーであれば誰でもチャンピオンを目指すものでしょう。ハングリー精神があり、上昇志向のメンタルを持っていなければ、ボクサーは成り立たないのだろうなぁと思います。上に上がっていくには、強い相手と対峙しなければなりません。強いものに挑むのです。その相手を超えなければ、目標とする場所にはたどり着けない。どうやって切り開いていくか。強いパンチをもらいながらも、どのように試合を組み立てていくか。試合の前に、チームで相手を分析して十分に対策は練って臨むのだろうけれど、試合で対峙してイメージとのズレを修正しながら、試合を突破口を見つけ、切り拓いていくのでしょう。動きながら考える…高度な頭脳も必要です。

情熱 ハングリー精神 気持ちの強さ

誰も負けようと思ってリングには上がらない。「負けたらどうしよう。」大きな試合であればあるほど、そんな不安に飲み込まれそうになることもあるのではないか、と容易に想像できます。階級制のスポーツなので、体重管理もしなければなりません。一般人のダイエットとは、別次元の難しさだと思います。あと300グラムが落ちない。そんなギリギリの体重管理、食欲を抑え、試合へのモチベーションを維持して試合にのぞむ準備ができるものだろうかとこれも生半可なことではないと思います。よほどのハングリー精神がなければできない。

高められた人間の能力のぶつかり合いを見せていただきました

考えうるすべての不安を克服し、自分の技と体力と精神力を極限まで高め試合に臨む。その過程で、人間は、中谷潤人選手や西田凌佑選手のように、別次元の力を手にすることがあるのでしょう。そんなことまで妄想させられる、素晴らしい試合、興奮させられる試合、そして人間の高められる可能性も感じられる試合でした。ありがとうございました。

読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。

 

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