健康に生きるために心がけていることや続けていることがいくつかあります。ジョギングや筋トレなどは、その内容を少しずつ変えながら継続してきました。ジョギングは速く走るよりも、走る時間にこだわって続けてきました。筋トレで言えば、ジムに通ってマシントレーニングをしていたこともありました。ジムのプールで水泳に取り組んでいたこともあります。ウェイトを使ったトレーニングなどもやってみたこともあります。やがて経済面や時間的な制約、家族と過ごす時間とのバランスから自重トレーニングと朝ジョギングに落ち着いたのでした。僕にあった運動をあっちこっちさまよってやっと探り当て、ずっと続けています。
自重筋トレと朝ジョギングの他にも、関心のあるものがあります。それは、呼吸です。
呼吸を整えることが、良いパフォーマンスで生活すること
感情と呼吸 呼吸と感情 の深い関係
怒ったり悲しんだり興奮したり喜んだりすると、心臓がドキドキバクバクして、呼吸も荒く薄くなります。感情と呼吸は、深い関係にあります。深くゆったりとした呼吸をしながら、怒髪天を衝くような感情にはなれないでしょう。アンガーマネジメントなどでも言われますが、いらっときたら6秒待って深呼吸すると良いそうです。呼吸から、感情を築くことができるのです。
鼻呼吸と腹式呼吸は、健康にも良い。
歯医者で言われたことがあります。「口呼吸は、空気中の菌が体の中に入りよくない。むし歯にもなりやすいよ。歯の健康のためにも、鼻呼吸にしなさい。」
学生時代に音楽の授業で、「お腹を使って声を出そう。」と教わりました。腹式呼吸です。美しい声を長く出すことができるよ、と教わりました。護身術を教わった時にも、腹式呼吸を教わりました。集中力が維持でき、体力が高まるよと教わりました。その頃からは、鼻から息をすることと、お腹に息をためて吐くことを心がけ、身につけられてきたと思います。(自分なりには)
呼吸に関心があったのは、他にも
- 瞑想に関心があったこと
- 井上尚弥選手がパンチを当てる際に、呼吸に注目しているということ
- 丹田式呼吸法などについて格闘技の本で読んだことがあること
穏やかで、良いパフォーマンスである時には、自ずと呼吸は整っています。逆に、呼吸を整えれば私たちは、穏やかになれる、良いパフォーマンスで生きられそうです。
呼吸は、周りの人の呼吸に影響を与える
世の中には様々な人がいます。僕から見て、「落ち着いた深い声を発する人だなぁ。」「よく見て考えて話す人だなぁ呼吸が浅いなぁ。」という人もいれば、「何か焦っているようだなぁ。」「何を早口でまくし立てているのだろう。」という人もいます。
実際に僕も、ある人の話すことを真に受け、損した気分になったり自尊心が傷ついたりして、相手に飲み込まれてしまうことがあります。すると相手と同じような浅く短い呼吸になってしまうのがわかります。自分の意見を通そうとまくしたてる人の話すことに、カチンときたり、イラッとしたりすると、こちらも同じような短く浅い呼吸になってしまい、自分の考えを言い返そうとしてしまうのです。同様の経験は、多くの方がお持ちではないでしょうか。
この間、相手に合わせず、内容も聞いているようで受け止めず、自分の呼吸を見失わないように会話を続けてみました。第三者がその場で、客観的に僕たちの会話を見て聞いていたら、どう感じていただろう?。浅い呼吸で早口でまくしたてる人と自分のペースで話す人、同じ内容を話しているようだけど、ちぐはぐでリズムが全く噛み合わず、おかしなテンポだなと感じただろうと思います。最初から僕には、会話を通して解りあったり何かを解決したりするつもりはありません。毛頭ありません。そんなペースで会話を続けていると、それが、徐々にこちらの呼吸に合わせてきたのを感じました。呼吸が合ってきたように感じたのです。無意識にでも、呼吸は、周囲に影響を与えるのでは?と思った瞬間です。
落ち着いた深い呼吸をする人の呼吸は伝播する。
自分のペースで呼吸し、会話をしていればきっと相手は、同じ呼吸に感化されます。
憧れの人のところや魅力のある人の周囲には、人が集まり、同じような人になっていくのは、呼吸が深く関係しているのではないか。健康な人の呼吸は、それはそれはささやかかもしれないけれど、誰かを健康な方へ導く力があるのではないかとも考えるようになりました。
僕自身、落ち着いた深い呼吸が常にできるように習慣化しようと画策中です。まずは、家族を健康にしたい。
読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。