健康に生きよう 〜呼吸〜

健康

「好きな人たちが健康で生きられるように、僕に何かできないだろうか。」と、考えるようになりました。僕は、自重筋トレや週末の早朝ジョギングを続けています。食べることも好きなので体重の増減はありますが、健康に生きられていると思います。僕の年齢にもなると、同年代の人々は体の不調を訴えています。定期的に病院を受診し、薬を服用している方も珍しくありません。僕も、なぜか左手中指が曲がらなくなったり(ハネ指?というらしいです。)、加齢のせいかなと感じる腰の痛みや膝の痛みが少しずつ見え始めています。けれど、全体的には年齢の割に心身ともに良いパフォーマンスを維持できていると思っています。

良い時間を過ごすのには、心身ともに健康が何よりです。僕に関わるみんなで健康に穏やかに生きられないだろうか。筋トレを勧めても、「へぇ、すごいねぇ。」「ふぅん。」と会話にのってくれますが、おそらく筋トレはしないだろうことが見てとれます。家族に話した時の様子とその後の様子を見ていると分かります。職場で、「ん?この人は筋トレしているな。自宅派かな?」と思う人に話しかけると、筋トレについて話が弾むのですが…。筋トレの反応を見ているので、ジョギングについてもオススメ話をした時の反応を、あらかじめ予想してしまいます。早起きしてジョギングしていることと継続していることの自慢話になってしまいそうなので気が引けます。難しいなぁ。何か簡単に取り入れられるような仕組みはないだろうか。

呼吸といえば… 鬼滅の刃

そうだ!呼吸だ。僕が、関心を持って読んだり、取り入れてきた呼吸法や瞑想の中で、何か簡単にできそうな内容、継続できるような仕組み、それをプレゼンすることはできないだろうか、と考えました。

呼吸といえば、「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴著 集英社)です。僕の大好きな漫画です。鬼滅の刃を読んで、心が熱くなり涙することも少なくありません。アニメも映画も大ヒットしました。この物語のモチーフは…、若く屈強で優しい鬼滅隊の隊士たちのモデルは…、鬼とは…、などと僕の中では勝手な妄想を膨らまして鬼滅の刃を楽しんでいます。(話が逸れてしまいました。)

「鬼滅の刃」の中でも触れられていますが、呼吸によって、体の機能・潜在能力が上がるのではないか。なんとなくでも誰もが、そう感じている。普段と怒っている時、悲しんでいる時、喜んでいる時、興奮している時、風邪などの病気で体調が悪い時では呼吸は異なります。感情・パフォーマンスと呼吸は密接な関わりがあるのです。

呼吸を意識的に行うことで、体調を整えることができるのではないか

パフォーマンス良く生きたいと思っている僕は、呼吸に注目して様々なことをやってみました。瞑想も続けてきました。(宿舎は、冬が厳しく冷え込み、冬期間は断念していました。そろそろ再開しようと思います。)

僕が参考にしてきた書籍によると、現代人は、呼吸が浅いそうです。特に、吐く息(呼気)が浅い。息を吐き切ることがない。吸うことを意識しすぎている。考えてみると、僕たちは息を吐くタイミングでしか、言葉を発することができません。気忙しく生活し、話そう、話そうと自己主張するたびに、息を吸うことに特化しすぎているのかもしれません。

8・4・8の呼吸

「覚えやすい。やりやすい。効果を感じられる。」8・4・8であれば、覚えやすい。8が2つです。そして、気がついたときに、1セットでもやる。18呼間です。(タイマーは必要ありません。自分で心の中で数えればいい。)朝起きたなら布団の中で、あるいは、キッチンに立ち電子レンジがチンとなるまでの間、または、トイレで便座に腰をかけた時、思い出した時に、これならできるのではないか。続けられるのではないか。

8・4・8呼吸のやり方

(あくまで僕のオススメです。呼吸器官をはじめ体調に不安のある方は、医師などへの相談の上でお試しください。)

  1. 8呼間吐きます。息を全て吐き切るイメージで吐きます。
  2. 4呼間止めます。(2呼間でも構いません。覚えやすさを優先にしました。無理せずに。)
  3. 8呼間で吸います。自然に体の中に空気が入ってくることがわかると思います。

これを行います。まずは、1回。やってみると「ん?あれ?もう1回。」となり3〜4セットは自然に行ってしまいます。普段、息を吐き切るということをしていないので、貴重な改善傾向へと心身を持っていくことができると思います。

(プラスして)

慣れてきたら、以下のことを意識して加えてみます。

  1. 吐く時に、臍の下のあたりに、気持ちを持っていきながら、息を吐ききります。
    風船を膨らませる時のお腹の辺りにグッと気持ちを込めるイメージです。
    お腹と胸が同時にへこむような息の吐き方をします。
    慣れてきたら、12呼間に伸ばして、長く細く息を吐く感じに整えます。
  2. 8呼間(または、4秒間、慣れてきたら12秒間と自分で調整するのもいいと思います。)息を止めます。
  3. 胸とお腹が同時に膨らむように、息を吸います。お腹と胸に手を置くとわかりやすいかと思います。

僕が、心がけている呼吸は、端的には、上記のようなものです。1では、実際に風船を使っても良いかと思います。瞑想やマインドフルネスの要素も取り入れたりしています。紹介したやり方で効果を感じています。

物事に動じなくなったように思います。

日本には、腰腹の文化があると聞きます。「肚が決まる」「肚をくくる」などの言葉もあります。臍下丹田という言葉をご存知の方もいらっしゃると思います。肚に意識を置く(上記では、”臍の下の辺りに気持ちを持っていく”のところ)ことで、1日肩に力を入れすぎずに過ごせるようになったように感じています。肚が決まった1日を送れているように感じます。

8・4・8の呼吸をやってみた日は、振り返ろう

寝る前に、普段と比べて1日どうだったか思い出してみましょう。もしかしたら、初めの頃はあまり変化を感じないかもしれません。でも続けてみてほしいのです。「何事も3ヶ月は、続けてやってみて。」「100回はやってみよう。」などと言われます。3ヶ月は、日にちにすると約100日です。僕も近しい人たちにプレゼンしオススメしたら、100回は声をかけていきたいと思います。

健康に穏やかにみんなで生活できたら嬉しいです。読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。

主に、「きほんの呼吸」(大貫崇著 東洋出版)を参考にさせていただきました。

記事に関連のあるもので、楽天市場から購入できる商品を、できる限りROOMに載せているので、プロフィールからアクセスして、詳細をご覧ください!

 

タイトルとURLをコピーしました