コーヒーをめぐる探求
コーヒーは、僕の生活に欠かせません。日に3〜4杯ほど飲みます。平日の帰宅後に、スティックコーヒー(インスタント)をいただきます。職場でも2〜3杯ほどいただきます。コーヒーに特に強いこだわりをもっているわけではありません。「砂糖はいらないなぁ、酸味が強いものはあまり好きではないなぁ。」という程度です。インスタントコーヒーも喫茶店やレストランでいただくコーヒーも好きです。コーヒーの香りと苦味があれば十分。カフェインを欲しているのかもしれません。毎日飲んでいるので、カフェイン中毒なのかもしれません。(自覚症状は、ありません。)コーヒーは体調管理にも役立っています。僕の場合、コーヒーが美味しく感じられない時は、体調が良くない時です。そんな時は必ず、しばらくして熱が上がり風邪をひいて体調が悪くなるのです。
味の違いがわかってきた
数年前までコーヒーの風味や味わいの違いがあまりわかりませんでした。コーヒーは好きだけれども飲めればいいや、という感じです。家電ショップで購入したコーヒーメーカーを自宅で使用し、10年以上が経ちます。特に豆にこだわるでもなく、安価の豆で美味しく頂いていました。コーヒーメーカーには、グラインダーの機能もあるため、スーパーなどで購入した豆を挽いて淹れて試してみたこともありましたが、「粉で淹れたコーヒーと、それほど違わないなぁ。」なんて思っていたのでした。今もそうですが、レストランや喫茶店でいただくコーヒーも普段飲むコーヒーとあまり違いを感じないのでした。
ハリオV60 との遭遇
娘が上京する時期だったでしょうか、様々な生活用品を購入している中、ワゴンセールで売り出されていたコーヒー関連のグッズがありました。若者の新生活に向けて、売り出していたのでしょう。その中に”ハリオV60”があり、自分用にと購入したのでした。ハリオV60は、コーヒーの本で知ってはいました。通常のフィルターコーヒーよりも、美味しいコーヒーになるらしい。売り出しということもあり、「どれどれ、どのくらい美味しくなるのかな。」と、ものは試しで購入したのでした。ドリッパーとフィルターの形状も、一般的なものとは変わっています。美味しい淹れ方もあるようでしたので、勉強しました。
美味しいコーヒーを淹れよう
あまり味の違いのわからない僕にも、美味しく感じられるのだろうか?興味が湧いてきます。まずは、美味しく淹れるための手順通り(自分なりのアレンジも入っています。)にやってみました。
- サーバーにドリッパーを載せ、フィルターをセットします。
- 紙の雑味を取るために、フィルター全体にお湯をかけます。
- サーバーに溜まったお湯を捨てます。
- ドリッパーにコーヒーの粉を入れ、全体にお湯をかけ30秒程度蒸らします。
- その後、円を描くように、そしてコーヒーの縁を残すようにお湯を注いでいきます。(すると、縁のコーヒーの粉がフワッと膨らんでくるのです。)
- コーヒーの膨らみがなくなるまで、縁を描きながらお湯を注ぎます。
- 膨らみがなくなったら、注ぐ円の大きさを広げ、スプーンでドリッパー内のコーヒーの粉を混ぜながらお湯を注ぎます。お湯の透明さが見えて、コーヒーが抽出されていないように見えたら注ぐのをやめます。
- 完成です。
うまい!
コーヒーの味のわからなかった僕でも、うまい!と思いました。なんというか…、深みがあり、コクが違うという感じなのです。苦味の美味しさも感じます。
淹れ方によってコーヒーの味は、変わる!
サイフォンやらコーヒープレスやらコーヒーメーカーやら、コーヒーの淹れ方に様々な種類がある理由がわかりました。美味しいコーヒーを求めて、淹れ方を探求した先人の足跡なのです。何が違うんだろう?と今まで、淹れ方を軽視していた自分が浅はかだったなぁと思います。敬意を払い、機会があればそれぞれで淹れたコーヒーをいただきたいものです。でもやはり、まず美味しいコーヒーを教えてくれたV60は、素晴らしい。ハリオは、日本のメーカーです。ビーカーなども作っている会社です。さすが日本!これはいろんな意味で大満足です。
そこから、V60を上記の手順で淹れながら、さらに色々試しアレンジし、美味しいコーヒーを求める探求が始まったのでした。
続く
読んでいただきありがとうございます。コーヒーを飲んで落ち着くひとときも大変貴重なものですね。