新緑の中をドライブしました。快晴であれば、とても緑が映えただろうなぁと思います。あいにくの雨天でしたが、雨の東北路もまた良いものでした。もう10年くらい前になるでしょうか。浅虫温泉に行って以来の青森へのドライブです。
東北自動車道を北へとドライブします。大鰐弘前のあたりから岩木山を背景に、歌にうたわれる津軽平野(だと思います。)が一面に広がります。田畑とともに、りんごの木があたり一面に広がります。古来肥沃な土地だったのでしょう。青森市に近くなると三内丸山遺跡の案内看板が出てきました。縄文の時代から、この土地に人類がすみ、集団生活を送っていた。豊かな自然に囲まれ、広い平野を持ち、海にも比較的近い。さまざまな動植物と共存していただろうと想像できます。そこでは、きっと日本の礎となるような文化が育まれてきたのではないでしょうか。様々なロマンを感じさせます。
青森県にはご縁があって、実は、大学でお世話になりました。もう30年以上も前にこの辺りで暮らしていたんだなぁ。地元からは、高速バスを使って移動していたので、東北自動車道からみる景色は、当時の暮らしを思い起こさせるものでした。(大学卒業以来の青森県ではありませんが。)たくさんの人にお世話になりました。たくさんの人に迷惑もかけたなぁと思います。申し訳なかったなぁと思うこと、若気の至りだったなぁと反省することも思い出しました。みなさん元気だろうか。みなさんのおかげで、今があるのだと思っています。津軽平野を尻目に、そんなことを思いました。こういう土地に来ないと思い出さない薄情者であります。
青森市のマエダアリーナでフットボールの東北大会があるというので、応援を兼ねて見に行きました。初めて、マエダアリーナを訪ねましたが、素晴らしい施設です。整った設備ももちろんですが、その広さと施設の多様さ、素敵な施設でした。僕らのようにフットサル観戦や応援もいましたが、プールで水泳をしたり、スポーツ少年団のバスケやバレーボールなどに使われてもいました。みんなが様々な目的でスポーツに親しんでいました。
大学生の試合を見ました。大学生にもなると自分たちでマネジメントし、チームを運営している様子が見えました。技術や戦術のことはよくわかりませんが、彼らのフットサルの試合を見ていてとても面白かったし、何よりも若さは財産だということを強く感じました。若さには、みなぎる生命力が秘められています。体力が満ち満ちています。その若さが溢れるプレーで観客である僕は魅了されました。面白かった。
一方で、若さは、使っても使わなくても次第に減っていくものだったのだなぁと実感しました。僕にもかつて無尽蔵のスタミナを誇った時代があったなぁ、懐かしく思うのでした。
若者のスポーツをしている姿を見て、その若さに頼もしさを見た1日でした。僕は、その若さの財産を無駄遣いしてしまったのかなぁと、寂しく思った東北路でした。
読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。