予言が当たるとき

学ぶ

7月5日

本日7月5日は、海外からの観光客、特に東南アジア方面からの観光客が少ないとラジオで聞きました。一説によると、本日、日本で大災害が起こるからだとか…。

習慣とマインドセットを読む

「今日は、晴れているから、明日も晴れるだろう。」「今、雨が降っているけど、そろそろ雨が上がるんじゃない。明日は、晴れると思うよ。」そんな思いつきは、予言ではないし、ただの戯言で、相手にされないでしょう。

「習慣が人を作る。習慣の結果が現在である。」と僕は考えています。そのように考える僕にとって、予言が成り立つのは、わからなくもありません。

  • 習慣とマインドセットを分析する。
  • 習慣とマインドセットを、10年ほど継続したらどんな人物になるか推測する。

この2点で、なんとなくその人物の10年後は予言できそうな気がします。

”毎朝1000回の腕立て伏せをする”という習慣を持つ人がいたとします。
”健康に、そして自分のルーティンを崩さずに生活することが幸せだ”というマインドセットをあわせ持っているとします。
10年後、変わらずに現在の仕事を淡々と、でもその中に幸せを見つけながら健康に生きているだろうなぁという姿が目に浮かびます。その生き方の良さに共感する異性との出会いなどもあるでしょう。結婚や出産など、人生の大きな出来事でも、多少の変化やイレギュラーな出来事はあるかもしれませんがルーティンを崩さないというマインドセットが活かされていれば、きっと良い人生を生きているのではないかと想像されます。
「きっとね、君は10年後、出世して仕事でも私生活でも良い人生を歩んでいると思うよ。今の感じ続けなよ。」と予言するでしょう。

”一日の終わりに、その日1日を頑張ったご褒美に、コンピニスイーツを毎日食べる”という習慣のある人がいたとします。
”頑張ったことには報いがあるべきだ”というマインドを合わせ持っているとします。
しばらくすると体重が増加し、もっと満足感を得るために、もっと食べたくなる衝動にかられるでしょう。そして、体を動かすのが億劫になるでしょう。衣服を買い替える必要も出てくるでしょう。そのうちに、体のどこかに不調を訴えることもあるかと思います。医療費もかさばります。時間も金銭的余裕も削られていく。家族と過ごす時間は減り、思うようにいかないことが多くなり、満足感も得られず、公私いずれも不満が募るのではないか。
「一緒にサウナ行かないか?」とか「あのジム評判がいいらしいよ。」、「君の仕事で、○○さんがとても喜んでいたよ。」きっと嫌な予言など聞く耳を持たないでしょう。明確な根拠などありませんし。予言者の風体でもない一般人として、体重増加し服を新調した様子が見られたら、運動や別の喜びに気持ちを持っていくように話しかけるくらいしかできないかなぁ…。

価値観を知る 主義を知る マインドセットを読む

「マインドセットを読む」簡単にいっても、それはかなり難しいことです。数年一緒に過ごした同僚でも、出張の際、別の人柄が見えることがあります。他人のマインドセットを、短期間で読み取り判断することは人物眼に長けた達人にできる技。素人であれば、その人物の顕著な一面を切り取って、考えて、推測し、好き勝手に根拠のない予言をするくらいがいいところでしょう。

世の中や世界、国のことになるとどのように読むのでしょう。

  1. 現在の世の中を読む。人間の行動と社会の動きを読む。
  2. 人間の歴史を知る。現在の世の中とのつながりを考え、世界の進んできた方向性を解釈する。
  3. 人類の未来を予測する。予言する。

自然災害を予言できる??

そこでは、予言する方の主観的な世界観をもとに、予言がなされるしかないでしょう。でも、日にちまで限定し、予測などできるものだろうか。ましてや地球規模の自然災害は、人間の習慣や行動、社会や世の中の動向等といった根拠となる要素も少ないのです。人間にはない感覚で異常を察知して行動する動植物の変化や目に見える地殻の変動などでは、推測できるかもしれませんが。地震の予知は、学者でも難しいと言います。予測し、予言するなどできることではないような気がします。自然災害の予言は、注意喚起として、また創作の物語ととらえるのが無難だろうと思います。

自然災害は、いつどこで起こるかわからないものです。

僕たちがそれに対してできることはなんだろう。

  • 雨が降ったとき、地震があったとき、気温上昇がものすごかったとき、そのほか日々の自然現象から、起こるであろう自然災害を想像する。そのときどう行動すれば良いか考える。
  • 運動を習慣にして、動ける体を維持する。
  • ”みんなで生きることが幸せ”というマインドを持って生きる

そんな人物は、予期せぬ自然災害にも必要以上に恐れず騒がず対応するのではないか。みんなが生きるための対応をし、世の中を明るくしてくれるのではないか。期待とともに、そう予言できるような気がするのでした。

読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。

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