ブルーザーブロディの入場曲
プロレスが好きでした。もともと興奮しやすい激情の性格の僕です。小さい頃、プロレスがテレビで放映されると、食い入るようにテレビに張り付き、とっても興奮したものです。スタンハンセンとブルーザーブロディのタッグがリング上で暴れまわる姿は、強くてカッコよくて、それはそれは、恐ろしいものでした。彼らの無茶振りは、時折観客席までおよび、巻き添えになる観客もいたほどです。そのブロディーの入場曲はLedZeppelinのimmigrant song(移民の歌)でした。そのかっこよさとブロディーの奔放さがどこかよく合います。
色褪せない 飽きない 楽曲
Led Zeppelinは、4人構成のバンドです。ジミー・ペイジのギターの音色は、ソリッドといいますか、硬さを感じるギターです。この固くて悲哀感のあるギターは、唯一無二です。僕がLed Zeppelinを聴くきっかけになったのも、ギター雑誌でジミー・ペイジを知ったことからです。ロバートプラントのヴォーカルとジョンボーナムのドラム、ジョンポールジョーンズのベース。メンバーの一人一人が個性的で、それぞれに優れた演奏技術が評価されているスーパーバンドです。
Led Zeppelin 聴き始めの5曲をあげるとしたら…
僕が特にジミー・ペイジのギターに魅せられていた時期がありました。immigrant songもその1つですが、印象に残るギターリフやギターフレーズ、ギターソロがLed Zeppelinの各楽曲で顕著なのです。聴きこむほどに、どの楽曲も飽きのこない色褪せない魂のこもった演奏です。
聴いてみようと思い立った方は、どこかで耳にしたことがあるかもしれない曲から聴いてみるのがいいかもしれません。僕としては、まず次の5曲をオススメします。
- Immigrant Song ブルーザーブロディの入場曲でも有名なこの曲。イントロからギターがかっこいい。このようなギターリフをどのように発想するのだろう。
- Rock And Roll これぞ、ザ・ロックンロールという感じの曲です。タイトルもRock And Roll。一聴の価値あり。
- Stairway To Heaven 情緒的なイントロで、楽曲へと没入し感情移入してしまいます。没入した先には、灰色の空と冬の海、暗い砂浜があるのでした。(僕の場合)ギターソロもとても素敵です。対話しているようなギターソロです。
- Whole Lotta Love ギターリフがかっこいい曲ですが、僕はこの曲のソロがとても好きです。この泣きのフレーズとリズム感は、僕にはない感性と感覚だと思うのです。(当たり前ですが。)
- Trampled Under Foot これもギターリフがとても特徴的で、かっこいい曲です。でも、あれ?これどこかで聞いたことがある…と感じる方も多いのではないかなぁと思います。やはりLed Zeppelinは、全世界に影響を与えているバンドなんだなぁと実感した曲です。
ガンズアンドローゼズやニルヴァーナ、リンキンパーク
僕が生まれる前にバンドは結成され、だいたい幼児期に全盛期を迎えたバンドです。洋楽にめばえ、エレキギターに興味をもった中高生の頃は、ボンジョヴィやガンズアンドローゼズ、メタリカ、ニルヴァーナ、リンキンパークが大好きでした。歌詞は何を歌っているかわかりませんでしたが、ギターリフやギターソロがとてつもなくかっこいいものでした。気の合う友達もいて、少しずつ洋楽の幅も広がり、レンタルCD屋さんでいろいろなアーティストのアルバムを借りて聴いたものです。また、ギター雑誌やら洋楽の雑誌なども読みました。そこにLed ZeppelinやRolling stones,Deep Purpleなども取り上げられ、ロックンロールやヘビーメタルの源流となる主なアーティストの楽曲を聞きましたが、当時はあまりピンときませんでした。
色褪せない強さと美しさ
Led Zeppelinをよく聞くようになりました。ふと、何かで耳にして心に沁みることがあり、自分のミュージックライブラリから探し出して、再び聴くようになったのでした。Led Zeppelinは、確かにハードロックやヘビィメタルの源流となっていると思います。そのブルージーな魂も確実に他のアーティストに影響を与えたのだなぁと思います。世界に影響を与え続けるほどの強い力を持つ楽曲だからこそ、飽きず聴き続けられるのでしょう。そして色褪せずこれからも聴かれ続けることでしょう。少なくとも僕にとっては。
読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。