墓掃除をしました

経験

何歳になっても、学ぶことが多い

ついこの間、草刈りをしたばかりだよなぁと思いながら、日にちを確かめてみると一ヶ月以上経過していたのでした。草は酷暑で水不足にも関わらず、予想以上に生い茂っていました。
本日のメインは墓掃除です。お盆を前にしっかりと掃除をしようと暑い中でしたが気合を入れて向かいました。

墓掃除で学んだこと

「水と雑巾で個人を労わるように掃除をするのです。」とお盆前のこの時期、テレビで話しているどこかの住職がおりました。「まぁ、おままごとの世界の延長だな。」と簡単に言えば、「くだらん。俺はそんな考え方はしない。(言いたいことはわからないではないけれど)」と思いながらも、故人を労わる気持ちがあるかどうかは、その姿から周囲に伝わり、子々孫々引き継がれるものだろうとも思うのでした。「墓は、人ではない。」と思います。けれど、故人を尊重し敬う態度で臨むべきだと考えます。

墓掃除

ブラシを持参しました。昨年度の墓掃除で、雑巾だけでは足りず必要性を感じたからです。家で使っているクエン酸も持参しました。水垢やカビに効果的だと思ったのです。水垢やカビと思われるところに散布し、重点的にしっかりとこすりました。石鹸とナイロンタオルで体を綺麗にするイメージです。水をお墓にかけ、丁寧にブラシをかけます。汚れをしっかりと落とすようにブラシをかけます。水を流すと汚れがかなり落ちているのがわかります。花立を動かし(これが結構重かった。)香炉を動かし(これも重かった。我が家の香炉は屋根の部分と側面の部分が分割されるタイプでそれぞれを移動しました。)ブラッシングしました。花立は、横にして、中に入っている鉄製の花立を持ってきたスポンジで綺麗に手が届く限り磨きました。香炉も分割した屋根の部分、側面の部分それぞれにブラシをかけました。墓誌もブラッシングし水をかけました。持ってきた綺麗な布巾で水気を拭き取りました。ブラッシングして浮き出た汚れが布巾でとれました。目には見えないけれど、水垢やカビなども発生していたのだなぁと思います。もう一度全体に綺麗な水を、暑さを少しでもしのげるようにと思いながら、上からかけました。お風呂で故人の汗を拭き取るように敬意を忘れず綺麗に水を拭き取りました。花立や香炉も元に戻して、掃除完了です。布巾はかなり汚れました。持参したバケツの水がかなり黒くなっています。

ご先祖様、大変申し訳ありませんでした

事後ですが、お墓の掃除の正しいやり方はあるのだろうかと気になりました。
帰宅後、調べてみると、やってはいけない大きな間違いをしていたようです。それは、クエン酸の水溶液を使ったことです。お墓には専用の石材用洗剤があるとのことでした。基本的には、水と雑巾、ブラシやスポンジで掃除をするのだそうです。今回は、水でかなり薄めていたし、水でしっかり流したし大丈夫だと思うのですが…。大変失礼しました。おじいさん、おばあさん、ごめんなさい。次回から気をつけます。

お読みいただきありがとうございます。良い1日になりますように。

 

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