ちょっとレベルアップをねらって
前回のカットから、2週間ほどが経ちました。それほど髪は伸びていませんが、バリカンの使い方になれることとともに、少しずつレベルアップを図ろうと思っています。バリカンのレベルアップにチャレンジです。
目標は、グラデーション
今回は、横側面と後方の美しいグラデーションを目指します。上部は、長めのガイドを使ってバリカンを入れてみようかなと計画し、始めました。
ヘアバンドを使って、横側面と後方を3段階の長さで刈っていきます。下部から3ミリ、6ミリ、9ミリでバリカンを入れることにします。
ヘアバンドを耳にかかるあたりでセットします。両側がずれていないか確認し3ミリのバリカンを入れていきます。2週間とはいえバリカンを入れると見た目がスッキリします。また、バリカンを入れたところから感じる空気もひんやりとし秋を感じるのでした。
次に、ヘアバンドを少し上部にずらし、後頭部のぽこっとした出っ張りに当たるところにセットし、左右対称になっているか確認します。2センチメートルほど上にずれた感じです。6ミリのバリカンを入れていきます。僕の算段では、この2段階目を加えることで、前回よりもグラデーションの感じが強く現れるはずです。ヘアバンドに沿って、丁寧に、刈り残しやすいところも念入りにバリカンを入れていきました。
最後に、さらに上部にヘアバンドを2センチメートルほどずらします。前回の刈り上げ最終ラインのあたりです。9ミリのガイドをつけてバリカンを入れていきます。下部からヘアバンドまで丁寧に刈り上げます。3ミリと6ミリの箇所でも、髪が刈られている音がします。このガイドにも限界があるのだろうなぁと思いながら、丁寧に刈り上げていきます。3段階の長さで、グラデーションができているはず。仕上がりはどうだろう?
合わせ鏡などで見てみます。良さそうだけれど、なにぶん視力が悪いのに加え、風呂場の鏡が多少曇っていてよく見えないのでした。奥さんにお願いして、確認してもらいます。「前回よりもいいんじゃない。自然な感じで刈り上げているよ。」という言葉を期待していました。
「線がくっきりしているよ。コボちゃんみたい。」
「前回よりも、白いところ(3ミリのところ)と黒いところ(6ミリ部分から上)の線がくっきりと出て2段階になっているよ。なんか、コボちゃんみたい。」「いやぁ、これはぁ、見た人、誰もがくっきりラインに気づくね。」
は?そんなに?と正直思いました。「こんなに丁寧にやったのに…、ダメだったか。どうしようかな。床屋さんに行って、刈り直ししてもらうのも面倒だなぁ。負けた感じがして嫌だなぁ。」
今一度合わせ鏡で確かめました。3ミリと6ミリのラインがグラデーションになっていないということです。「んん。まぁ、こんなもんじゃね?」と思いながらも、気になるところにバリカンを入れてもらいました。もちろん、文句は絶対に言わないからと念を押して。
あぁだ。こうだ、と言い合いながら、色々と試行錯誤しながら丁寧にバリカンを入れてもらいました。床屋さんでバリカンを使って刈り上げる際、櫛を使っていることを思い出し、先日購入したヘアバンドについてきたコームセットを使ってみて!と頼んでみました。そこからも、また十数分試行錯誤してもらいました。
グラデーションは、難しい。
結論です。グラデーションは難しいです。今回学んだのは、3ミリと6ミリの長さの差が目立つということです。次回は、下部から6ミリ・9ミリ・12ミリで挑戦してみようと思います。3ミリは、短いのでしょう。すっきりとして気持ちがいいのだけれど。また、上部のヘアカットにも挑戦をしてみようと思います。今回は、そこまで手がまわりませんでした。
この善処してもらった髪型でまた、2週間ほど過ごそうと思います。そして今度は反省を生かしてまた挑戦です。
トライアンドエラーを繰り返し、PDCAを繰り返し、経験値を上げることで、上達すると信じています。バリカンマスターへの道はまだ遠いです。
お読みいただいたことに感謝いたします。良い1日になります様に。


