下着に何を求めるか
パンツに対して、僕が無意識に求めていたのは、ズボンの保護と言いますか、汚れるのを防ぐ役割があったのだなぁと思いました。お尻も汚れているという概念があったと思います。人間も動物なので、生きている限り汚物やら体液やら様々なものが排出されるのが現実です。それが当たり前です。お尻とズボンを布1枚で守る。ズボンを汚さずに履くことができる。不快な匂いを周囲の人たちに与えてしまうのも防ぐことができる。そう考えていたのです。
Tバックのパンツが与えてくれた気づき
無意識に僕がパンツに求めていたことに気づかせてくれたのは、Tバックのパンツです。その出会いと経緯については、以前に綴らせていただきました。
何事も慣れることが大事
初めて履いたあの衝撃。「これは落ち着かないから平日は履けないなぁ、履き替えることが可能な休日ようだなぁ。」あの強烈なインパクトはなかなかのものでした。あれから、ものは試し、何事も慣れるまでやってみようと3枚組のパンツを交互に履いて過ごしました。やはりお尻の辺りに布がないこととお尻に食い込む感覚の衝撃は、筆舌しがたいものがあります。一方で、最近の昼間の暖かさとともに、ズボンがスルスルとサラサラとお尻を撫でる気持ち良さもかつてないものがありました。「あれっ気持ちいいぞ。」
3回目の着用で、そのスルスルサラサラ感がいよいよ気持ちよくなってきました。お尻の食い込み加減も慣れてきました。汚れ防止についても、皮膚が隠れている部分は対して汗もかかないし汚れない、だから布がある必要があまりない、そして1番の防御したいところは細い布で覆っている。なんて考えるようになりました。
日常使いもありだな、と思えてきたのです。予測し得ない体調不良時は、心もとない感じになるだろうという予測はありますが、そんなことは滅多にないし、予感したら通常のパンツを履けば良い。僕は、健康第一で過ごしているので、体調不良はまずないでしょう。
Tバックパンツが、気づかせてくれたこと、そして僕の考え方にピッタリとあったのは…
無駄を削ぎ落とした形状であること シンプルであること
です。Tバックを履いた翌日に、トランクスタイプやブリーフタイプを履いて気づいたこともありました。トランクスタイプやブリーフタイプは、もちろん安心感に優れているのだけれど、余計なところに布があることに違和感を感じたのです。「この辺りの布いらないなぁと、シンプルにさっぱりといきたいものだ。」
習慣がアイデンティティーをつくる
3回ほど履いて、考えが変わってきました。習慣がアイデンティティーをつくると言われます。僕のアイデンティティーも変化し、これからもTバックパンツを通して変化すると思います。きっと、これからもTバックパンツを履き続けます。かさばらず手で握れば見えなくなるほどにコンパクトになります。洗濯後もすぐに乾きます。まさにシンプル イズ ベスト。
様々な形や布地のものがあることでしょう。機会があれば、別のものも試してみようと思います。
読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。